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「地球は行動の星」


こんにちは。

カバラ占術家・細見貴子です。


このブログではプリンセスハウス社長としてではなく、

カバラ占術家としての視点で書いています。

「カバラ」とは、正統ユダヤ人に伝承されている「叡智」。

「宿命」を受け入れて「運命」を切り開く秘法です。



地球は「行動の星」です。

じ~っと考えていたり、思っているだけでは、何も始まりません。


前回、私が20代の頃の「社宅からの脱出劇」(笑)をお話しましたが

やはり、「行動」しなくては、何も始まらなかったと思います。


私はボランティアで動物保護団体を資金支援するコンサートを主催するNPO法人アニマルチャリティジャパンの代表を務めています。

その柱となるイベント「アニマルチャリティコンサート」は、音楽愛好家の出演者からの参加費と寄付金で成り立っています。全体の3分の2が、出演者からのご寄付。残りがご来場者様など出演者以外からのご寄付です。


この出演者の皆様に対して、私は「たとえ保護団体の活動に興味が無くても、犬猫を飼っていなくてもOKです!」というスタンスです。

別に、「保護団体」や「ペット」に興味が無くても構わないのです。


つまり、手っ取り早く言えば

「キモチ」はどうでもいいから、「発表会のつもりで気軽に出演して下さい!それが、動物たちを救うことになるんです!」という考え方なのですね。


実は、出演者の半分くらいは、犬も猫も飼っていない方たちです。ですので、「保護団体」の存在さえご存じなかったのではないかと思います。

ですが、「保護団体のことはよくわからないけど、自分が出るだけで1匹でも救われるなら出るよ!」と、すぐに「行動」に出て下さる方ばかりです。

出演者の皆様のこの「行動力」こそが、アニマルチャリティ継続の力となっています。


片や、よくブリーダー崩壊や動物愛護関連の書き込みなどで

「可哀そう!救いたい!何かしたい!という気持ちはあるのですが、私には何もできないのが、もどかしいです。」みたいなコメントも多く見かけます。


「キモチ?」

「キモチ」は、そんなに大事でしょうか?

「キモチはあるが、行動できない!」というのは、

実は「キモチなんか、ない。」と、一緒ではないでしょうか?


お金を寄付するだけではなく、

ペットシーツや要らなくなったタオルを送ったり、

「何か」できることってありますよね?

例えば「里親募集中」の子の写真をSNSで拡散したりするのは、

時間も、1円のお金もかかりません。

出来ない理由を書き込む暇があったら、「里親募集中」の子達の写真をシェアする方が、保護団体の応援にもなるはずです。


もっと身近な例を挙げましょう。

たとえ話です。

あなたが電車の座席に座っていたら、おばあさんが乗ってきました。

あなたは、それに気が付きました。

「席を譲らなきゃ・・・」と思いますが、言い出せずに迷っています。

「譲るべき!譲らなきゃ。。。」という「キモチ」はあるのです。

ですが、行動できない。

そしてあなたの隣には、明らかに「寝たふり」をしているオヤジがいます。(笑)


すると、向かい側の席にいた金髪&ピアスの若者が「どうぞ~!」とさっと席を立ちます。

おばあさんは、嬉しそうに「ありがとう!」とお礼を言って座ります。


「キモチはあったんだけど・・・」席を譲らなかったあなたと、

あなたの隣で寝たふりをしていたオヤジとは、

同じ「席を譲らなかった人たち」なのです。

どんなに「キモチ」はあったのに・・・と言い訳しても、

誰が見ても間違いなく、「同類」でしょう。


ボランティア活動が一般的に普及している欧米では

チャリティ(慈善活動)とは、

・資金支援(お金を寄付する)

・労力提供(無償で働く)

・頭脳提供(システムを作ったり、ノウハウ提供)

この3つだと言います。


つまり、「チャリティは、お金、身体、頭のどれかを提供すること!」

「キモチだけはあるんですが。。。」は、「無いのと一緒!」。


チャリティに限らず、

私達は日常のいろいろなシーンでこんな場面に出くわすわけですね。

「キモチ」が有っても無くても、

席を譲った金髪&ピアスの若者の方が、誰が見ても素敵な行いであることは

確かでしょう。


もう一度繰り返しますが

「地球は行動の星」です。

行動してナンボ!なのです。


そういえば昔、

安達祐実さん主演の「家なき子」で

「同情するなら金をくれ!」という、流行語大賞にもなった有名なセリフがありましたね。

貧しさゆえに、食べ物を拾おうとする主人公の少女に大人たちが同情した時、

彼女が吐き捨てるように言った言葉でした。

「同情なんか、要らないよ!

キモチなんかより、食べ物を買うお金頂戴よ!」ということでしょう。


はっきり言いましょう!

「キモチ」なんか、どうでもいいんです!

地球は「行動」がすべて!

地球には78億7500万人もの人がいます。(2021年)

宇宙の果てに、神様がいるとして(!)

天から、神様が私達を見ていると仮定しましょう。

78億7500万人の「キモチ」は、果たして神様に伝わるでしょうか?

伝わらないですよね。


「お、イイことしたね!」

「お、お母さんの介護頑張ってるね!」

「お、失敗しても、また挑戦するんだね。頑張れよ!」

ですよね~。


「地球は行動の星」

この言葉をぜひ覚えていてくださいね!




*細見貴子の個人鑑定をご希望の方は、「細見貴子のカバラ運命学サロン」HPの「個人鑑定」よりお問合せ・お申込み下さい。




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